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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年05月06日

号泣のわけ。

昨日のブログで嘘を書いてしまいました。。

益子からの帰り道、
夕日を見ながら号泣して家路に着く自分に対して、
「なぜだかわかりませんが・・」と書きました。

でも、本当は、号泣には、わけがあるのです。
私のアイデンティティにかかわる(と思う)、わけがあるのです。

夕日を見ると、思い出す光景があります。
母と手をつないで見た、とてもきれいな夕日です。

うちは、自営業で、定休日は月曜日です。
最近は、親も年をとってきたので、
月に一回は連休をとらないとカラダがもたないのいうのもあって、
第3火曜日もお休みをいただくようになりましたが、
ずっと、週1休みで「とちの木」をやってきました。

つまり、日曜日が休みの学生の私たちとは、休みが合わないということです。
だから、どこかに家族で旅行に行ったりとか、
美術館とか映画館に何かを見に行ったりとか、
そうゆうのはほとんど全くと言っていいほどありませんでした。

親は、そういうことを、気にしていたようです。
「子どもをどこにも連れて行ってあげられない・・・」
と。

でも、子どもたちからすると、
そういう家庭に生まれて育ったので、
それが「普通」で、別に気にした事はありませんでした。
それぞれ部活に精をだして、のびのびとやっていました。


「来て~~~っ!!」
何かと母は大きな声で私たちを呼びます。

「なーに、うるさいなぁ」
ぶつぶつ言いながら母のところへ行くと、
なんてことはないことなのです。

「見て!この花きれいだよ!」
「見て!芽が出てきたよ!」
「見て!空がきれいだよ!」
「見て!夕日がきれいだよ!」

あるとき、
母と並んで夕日を見ながら
「きれいなものがあると、なんでわざわざ呼ぶの?」
と聞きました。

そしたら、
「お母さんは、お前たちをどこにも連れて行ってあげられないから、
せめて、自分がきれいだと思ったモノをお前たちに見せてあげたいの」
と言われました。

ああ、そうだったんだ。

私は、母の手をぎゅーっと握ってしまいました。

美術館に行って見る絵より、
ずっとずっときれいな夕日でした。

私が、
「自然」に惹かれること、
「自然」を求めること、
「自然」にあったかいモノを感じること、
こんな私になったのは、母の影響も大きいのだと思います。

以前、美容師の島崎さんに、
私の想いをいろいろと話したら、
「これから朝日が昇るな」
と言われました。

夕日は沈んでいくけれど、
必ず朝日は昇ってくるのです。

益子からの帰り道、
そんないろいろを思い出して、
夕日に向かって走りながら、
号泣してしまうのです。

なんだか”青春”って感じですかね(笑)。

相田みつをさんの言葉にありましたが、
”一生感動、一生青春”。
私は、それで行こうと思います!

  


Posted by とちの実 at 08:40Comments(4)徒然なもの