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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年06月20日

中医研だよりNo,146

先日ブログでご紹介した、
中医研だよりが発行されました。

昨日、印刷されたものを
渡していただいたのですが、
残念ながら、誤字がいくつかあって。。。

手書きの原稿をお渡ししていたので、
読みづらかったのだと思います。

でも、寄稿した文章で、
一番伝えたかったというか、
文章の”要”の部分での誤字だったので、
こちらで訂正させていただきます。



具体的な訂正箇所は、(誤→正)
・「農業・化学肥料不使用」→「農薬・化学肥料不使用」
・「何をするかも大半だけれど、誰とするかも大半」
    →「何をするかも大切だけれど、誰とするかも大切」
印刷物には、何箇所か「大半」という字が出ていますが、
それらはすべて「大切」です。

あと、中医研だよりが手に入らない方も
いらっしゃるようなので、
以下に全文掲載します。

全く「とちの実」を知らない方を想定して書いているので、
日々のブログと重複している内容ですが、ご了承ください。

【中医研だより全文】

昨年の6月に群馬に戻り、もうすぐ一年が経とうとしています。
そんな折、こちらへの寄稿のお話を頂き、この一年を振り返るよい機会だと思い、
お引き受けしました。

私は、しばらく群馬を離れていましたが、昨年より実家の店「キッチンとちの木」を
手伝いながら、自分自身の活動として「キッチンとちの実」というのをしています。
”とちの木”になった”とちの実”です。

とちの実は、”玄米ごはんと野菜のおかずと素朴なお菓子”のお店として、
有機栽培の玄米や、農薬・化学肥料不使用の野菜、自然の製法で作られた
調味料を用いて料理したものを製造・販売しています。といっても、
普段はとちの木の店頭に少しお菓子を置いているくらいで、主な活動は
こちらで行われている「ふれあい朝市」への出店くらいなのですが、
少しずつ活動の幅を広げています。

とちの実を始めた当初は、”オーガニックかどうか”がとちの木との境目に
なっていたのですが、今ではその線が曖昧になってきています。
とちの木でも、一部ではありますが農薬・化学肥料不使用の野菜を使いはじめましたし、
白米だけでなく玄米も提供するようになりました。
卵や塩など、少しずつ使うものも変わってきています。

そして、それにつれて私自身のスタンスも少しずつ変わってきました。
オーガニックであると”とちの実”にこだわるのではなく、
”キッチン”であることにこだわるようになってきたのです。

最近作ったとちの実のショップカードに、
”だいどころはココロとカラダの土台になるところ”と書きました。
カラダのために、安心安全な素材を用いるのと同じくらい、
ココロに働きかける”何か”が大切であり、必要であると感じるようになってきたのです。

そもそも私が「キッチンとちの実」を始めたのは、
”本当に大切なモノって何だろう”という想いが起点です。
その模索の結果たどり着いたのが、農を基盤にした食の世界だったのです。
その過程で、「人間にとってココロが大切だ」と強く思った時期があれば、
「カラダこそ大切だ」と強く思った時期もありました。
今は、どっちも同じくらい大切だというところに落ち着いています。
当たり前のことのようですが、ココロとカラダは一体であり、
人間というひとつの自然なのです。

自然の一部である私たちは、自然なくしては生きていけません。
それと同時に、自分と同じく自然の一部である他者とのつながりなくしては
生きていけないのです。

”何をするかも大切だけれど、誰とするかも大切”。
この一年の感想です。そう思わせてくださった、みなさんとの出会いに感謝します。
ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願い致します。


以上。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  


Posted by とちの実 at 10:39Comments(5)徒然なもの