2010年04月16日

和紙のカレンダー

和紙のカレンダーこれは、「とちの木」の店内にかけてある
手作りカレンダーです。

親戚の方が、
毎年書いて送ってくれます。

和紙に書かれた墨の匂いがほんのり漂い、
いい感じです。

そういえば、
以前、1年が終わったカレンダーを
「素敵だからください」
とおっしゃった客さんがいました。
私も好きですが、
隠れファンのいる、カレンダーです。


少し、いや、かなり遅くなってしまいましたが、
お礼にお菓子を贈りました。

近くの宅急便のヤマトさんへ持って行くと、
県内なら夕方には着くといわれました。
私が持っていったのは14時半過ぎ。。

県内なら15時までに持ってくれば当日配達可能、
関東なら朝9時までに持ってくれば当日配達可能
とのこと。

そんなに便利になったんだ、とびっくり!

夜7時過ぎに、先方からお礼の電話をいただき、
家族みんなで「ホントにもう着いたんだね~」と改めてびっくりしました。

パソコンなどもそうですが、
距離の遠さを感じずにいろいろができる、
便利な世の中になってきました。

でも、ひとつ思うのは、
「便利なこと」=「いいこと」じゃないということです。

便利なことは、
ありがたいこと、つまり「有り難い」ことであって、
必ずしも「いいこと」ではない気がします。

”「いいこと」じゃないから、なるべく使わないようにしよう”
といいたいわけじゃなくて、
”便利なことは「有り難い」ことで、当たり前じゃないんだ”
というのを忘れないでいたい、ということなのです。

いったん便利さを手に入れると、それが当たり前になってしまいます。
知らず知らずのうちに、便利さの上にあぐらをかくようになってしまいます。
そして、お金を払えば、いつでも便利さを手に入れることができると勘違いしてしまいます。

でも、私たちは、何かと引き換えに”便利さ”を手に入れているのです。
”便利さ”を”安さ”と言い換えてもいいかもしれません。

”便利さ”も”安さ”も、何かと引き換えに、
時には何かの、誰かの犠牲によって成り立っていることがあります。
しかし、その便利さや安さによって、
私たちが多くのものを手に入れられるのも事実です。

せめて、その”恩恵”を受けているという自覚を持った上で、
便利さを享受したいものです。


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Posted by とちの実 at 08:46│Comments(2)徒然なもの
この記事へのコメント
温ったかみのあるカレンダーだったので、手作りだなぁと思って見て来ました。私は勝手に、とちの実さんが描いたものだと思ってました。
Posted by 優・寛の母さん at 2010年04月16日 22:02
優・寛の母さんさん、どうもです。
いつもコメントありがとうございます。

嬉しい勘違いです(笑)。
あのカレンダーは、お習字とか絵手紙の先生をしている方の
素晴らしい字です。
素人ではなかなか。。。

もうひとつの座敷にあったカレンダーは私のセレクトです。
いわむらかずおさん(絵本作家)の、14匹シリーズです。
私は絵本も好きで、いわむらさんの作品は特に好きです。
家族のあったかい感じ、みんなで食卓を囲む感じ、自然を愛しむ感じ。。。

いわむらかずおさんは、益子在住です。
一度お会いして、握手して、本にサインをしてもらいました(笑)。
栃木県に美術館があって、自然と子どもたちをつなごうという
取り組みをされています。
すごく素敵な場所で、私も何度か足を運びました。
機会があれば、お子様と一緒に行かれると、いい思い出ができるかもしれません。
Posted by とちの実とちの実 at 2010年04月16日 22:18
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    コメント(2)