2010年05月03日

月とツキ。

仕事を終えて、ご飯を食べて、先ほど犬の散歩に行ってきました。
そして、お風呂上りに一杯飲んでます(笑)。

うちでは、犬の散歩に夜行きます。
昼間時間があるときは、昼間にいくのですが、
大抵、仕事が終わった後の夜の散歩になってしまいます。

今日は月が見えませんでしたが、
最近夜歩いていると、お天気がいいので、月がよく見えます。

月を見るとなんだか安心します。
太陽からはエネルギーをもらいますが、
月からは安らぎをもらうような気がします。

月の満ち欠けをみていると、
「満ち欠けは自然なことなんだ」
と思います。
つまり、いいときと悪いときがあって自然なんだと思うのです。
藤原道長が、「かけたることもなしと思えば・・」
と己の栄華は欠けることがないと豪語していましたが、
それはやはり不自然だったので、盛者必衰の理となったのだと思います。

いいときと悪いときがあって、自然なのです。

どうしても、”いいとき”ばかりを求めてしまうけど、
満ちるときもあれば、欠けるときもある、
嬉しいこともあれば、悲しいこともある、
楽しいときもあれば、苦しいときもある。

でも、それが自然なことなんだと、
月を見ているとなんだか納得できるのです。

よく、”ツキが向いてきた”なんていいますが、
「運のツキ」は、「運の月」なのかなと思います。

月は見え隠れするけれど、必ずそこにあるのです。
太陽の力を借りないと見えないけれど、必ずそこにあるのです。

”ツキ”を呼び込むためには、
自分が光を放っているかどうかなのかと思います。
要は、自分が光を持っているかどうか。
そこなのかと思います。

”ツキ”は、どこからか降ってわいてくるものではなく、
常にそこにあって、それを照らしだすかどうかなのだと思います。

そして、光があれば、影がある。
光を放つということは、影を受け入れることでもあるのかと思いました。

ほろ酔い気分でなんだかよくわかりませんが、
「わおーん」と月に向かって犬とともに吠えたい気分です(笑)。



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Posted by とちの実 at 00:32│Comments(6)徒然なもの
この記事へのコメント
月、いいですねー。私も月好きです。お日様とちがっていろいろな形になるのがよいですね。檸檬月とか宵待ち月とかずいぶんといろいろな呼び方があるみたいですね。


とちの実さんの月論はとても納得できます。素晴らしいです。


宇宙のどこかの星では月(衛星)が6つくらい?みえるそうですね。月が6個ある空、みてみたいです。
Posted by むーみんまま at 2010年05月04日 23:43
むーみんままさん、コメントありがとうございます。
そうですね。月はいいですね。

そういえば、
”カラダ”を表す漢字には「月」がよく使われます。
腕、腰、胸、そして脳。
月と人間のカラダは、
やっぱり何か関係があるのかもしれないですね。
Posted by とちの実とちの実 at 2010年05月05日 10:42
月とツキのお話・・・ほろ酔いといいながら、素敵ですね~。
思わず、ブログを読んで、とちの実さんからいただいたランプをつけてみました。
本当に月みたいだよ~!!

「いいときと悪いときがあって、自然」
人には、いいことも悪いことも半々で起こると聞いたことがあります。
どちらのときでも自分にとって意味があることなのだと受け入れていけたら・・・と思っています。


GW中に、とちの木さんへ行きたいなと考えていたのですが、今回は調整できませんでした。残念!
朝市のメニューも美味しそう~でした。

また次の機会に!!
Posted by りえぽん at 2010年05月05日 22:49
りえぽんさん、コメントどうもです。
ルナ、懐かしいです。
幻想的な感じがいいですよね。

当店の庭にある”とちの木”は、
大地に根を張って青々とした葉をつけています。
よっぽどのことがない限り、”とちの木”もお店もありますので(笑)、
また機会のあるときにお越しください。

GWも終わり、明日からお仕事でしょうか。。
体調と相談しながらでいいと思うので、
無理せず、自分を大事にしてくださいね。
ではまた。
Posted by とちの実とちの実 at 2010年05月05日 23:35
嬉しいこともあれば、悲しいこともある、
楽しいときもあれば、苦しいときもある。

いい言葉ですね。
「実感」とは、自分の生き方は間違っていなかった。そう思える人だけが感じる事が出来る「感覚」だと自分は思います。

素直に自分に向き合う事が出来る人だけが感じる事ができる「実感」
とちの実さんは「実感」できる人。

がんばって。

ある人がこんな事を言ってくれました。
「空を飛びたいと思ったから飛行機が生まれた。外で自由に電話したいと思ったから携帯電話が生まれた。何かを「思う」。全てはそこから始まる」と。

「思う」にはカタチがありません。人はカタチが無いものを軽視します。
でも全てはカタチがないところからはじまる。

一歩ずつ。
Posted by ゆとりの空間世代 at 2010年05月08日 08:36
ゆとりの空間世代さん、コメントありがとうございます。
ブログを見てくださったんですね。
とても嬉しく思います。

ある人が言ってくれた言葉、私も覚えています。
ゆとりの空間世代さんが、熱く語ってくれたことを覚えています。
”思うところから始まる”と。

私は、いろいろな場所を経て、ここにきました。
苦しみを抱えた大人にも子どもにもたくさん会いました。

そこに居つづけて、目の前の人のために生きることも1つですが、
私がしたかったのは、もっと根本のことなのです。
その苦しみに対処するのではなく、
そういう苦しみがうまれない社会をつくることの方が
大切なことだと思ったのです。

栃木県西那須野市に、乃木 希典(のぎ まれすけ)を祭った乃木神社というのがあります。
乃木は明治24年に、その場所に14haの土地を購入(正確には叔父より譲り受ける)農業に従事したそうです。

『国の富強の大本は農業にあり、路傍に黄金が満ちる』
という詩を残しました。

私も、大本は農業だと思っています。
私たちの立つこの大地に、すべてがあると思っています。

乃木記念館には「忠孝」と達筆で書かれた乃木の文字や、
那須の地に20年住みながら農業に励んだ「農事日記」が展示されています。
機会のあるときに行ってみてください。
Posted by とちの実とちの実 at 2010年05月08日 11:03
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