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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年03月31日

素朴なクッキー


群馬県藤岡市にある秋山農園さんの地粉を使ったクッキーです。
丁寧に栽培されたのち、石臼で挽いて製粉しています。
味わいの深い地粉です。

この地粉のほかには、自然塩、なたね油、きび砂糖と水しか使っていません。
あと、少しだけ、アクセントとしてカレンズを入れています。
(カレンズとは、干しブドウの小さいやつです)

独特の「サクッ」と感が特徴で、ほんのり甘く、
粉の味を感じられるクッキーです。

ただ、バターや卵を使っていないのと、
この「サクッ」と感をだすための水分量で作っているので、
もろく、割れやすいです。
気をつけてお召し上がりください。


粉があまりにもおいしいので、
クッキーが割れて粉々になっても、
袋ごと口に運んで、カサカサして、
ひと粉残らず食べてしまう私なのでした。

ちなみにお値段は、1袋150円です。
今度の朝市にも持って行きますので、
食べたい方はぜひ朝市までお越しくださいませ。。




  


Posted by とちの実 at 15:04Comments(2)やさしいお菓子

2010年03月30日

ふれあい朝市

今度の日曜日、4月4日は「ふれあい朝市」です。
中医研さんの駐車場で、
9時~14時まで開催されています。
私は、昨年の12月から数えて、
今回で、5回目の出店です。

来てくださった方にお渡ししようと思って
ショップカードを作っています。
今までのものに、「キッチンとちの実」を
挟むかんじで仕上げました。



パソコンで作れないので、
手書きをコピーして、カッターで切る。
そして、挟む。
という作業を繰り返しています。。。

このブログのことも載せました。
紙だと、伝えられることに限りがあるので、
ショップカードからこのブログを知ってもらえたらいいなと思っています。

朝市は、はじめはお客さんとして行きました。
なんだかあったかい雰囲気が好きだなぁと思っていました。
そして、群馬に戻り、自分が出店するようになりました。


朝市に行くと、「みんなで一緒に」という空気を感じることができます。
朝市に行くと、「みんなで一緒に」という言葉がよみがえってきます。

母が言っていました。
30年近く店をやってきて、
いろんな人に会ってきて、
いろんな人を見てきて、
”絶対”だと思うことは、
「みんなで良くならないとだめ」だということ。

「これだけは、”絶対”よ」
と念を押していました。
自分だけ良くなろうとした人は、
一時は良くなっても、必ず失敗したり、不幸になっているって。

そして、
「みんなで良くならないと、必ずどこかにシワ寄せがくる」
と言っていました。


人間だけがいい思いをするのも、だめな気がします。

現代の社会は、
人間にとって都合のいいように、
しかも一部の人間にとって都合のいいように、
いろんなことが流されてきてしまった気がします。
「経済」という大きな波にのまれて。

そして今、そのシワ寄せがいろんなところにでてきている感じがします。
私たち人間のココロにもカラダにも。


森も、川も、海も、山も、人間も、
「みんなで一緒に」がいいですよね。  


Posted by とちの実 at 23:20Comments(2)徒然なもの

2010年03月30日

唐草模様の風呂敷


今日は休み明け。
先週の片付けをしつつの本日の営業です。

これは、先週の連日のお弁当を包んだ風呂敷です。
大きくて、使いやすく、とても便利です。
とちの木で大活躍しています。

1枚の布なのに、中に入るものに応じて姿・形を変え、
そのふところの大きさ、柔軟さに敬服します。

そんな便利さを知ってか知らずか、
私は、小さいころから風呂敷を手にする傾向がありました。




愛用していた緑色の唐草模様の風呂敷。
どんなときに使っていたかというと、
家出をするときです(笑)。

イヤなことがあると、家出をしていました。
自分の言い分が通らなかったり、兄弟ゲンカをしたり、
その時その時、自分にはもっともな理由があって、
怒られて、「お前なんか出てけ!」といわれると、
本当に出て行きました。

そして、家を出るときは、風呂敷に荷物をまとめて出て行くのです。
バッグだってその辺に置いてあるのに、なぜかいつも風呂敷でした。

今振り返って考えてみると、
「家出する自分を止めてもらうための時間稼ぎ」だったのかな?
と思いますが。

言葉でも、力でも勝てない、末っ子で無力の私は、
「家出」という手段で家族に抵抗していたのです(笑)。

そんな私に、小学生の姉から1通の手紙をもらいました。
「なーちゃん(私の呼称)は、すぐ家出をするけど、
それはよくありません。・・・・」

そうですよね。
イヤなことがあったからって、家出はよくないですよね。
逃げてるだけじゃダメですよね。。。


唐草模様の風呂敷を見ると思い出す、
ほろ苦い思い出です。

風呂敷を小さな背中に背負って出て行く後ろ姿は
なんともいえずかわいらしかったと、
いまだに家族にからかわれる私なのでした。


ちなみに、家出先は、庭の犬小屋です。
犬が小屋に入れずに鳴いていました。
ごめんなさい(苦笑)。  


Posted by とちの実 at 15:10Comments(2)徒然なもの

2010年03月29日

場所と連絡先と営業時間

「キッチンとちの木&とちの実」

〒370-3511
群馬県高崎市金古町861-1
Tel&Fax 027-372-1771
営業時間 11:30~14:30
       17:30~20:30
定休日  月曜・第3火曜日


「お店の情報をすぐわかるようにしてほしい」
とのご意見をいただきましたので、アップします。

過去の記事に掲載したのですが、
ブログはホームページと違って、
知りたい情報をピンポイントで探しづらいので、
新たにカテゴリーを作ることにしました。

本当は、ホームページをつくれば、
もっとわかりやすく情報を発信できるのですが。。。
今のところはこれですみません。。
  


Posted by とちの実 at 09:07Comments(4)場所と連絡先と営業時間

2010年03月29日

書くためのもの

私が書くために使っている道具です。

私は、真っ白な紙が好きです。
自由に書ける、真っ白な紙が好きです。

大抵のノートは罫線が入っていて使いづらいので、
いつもスケッチブックを買っています。
多分、枠があるのは
基本的にダメなのかもしれません(笑)。

スケッチブックは、中でも、
月光荘さんのスケッチブックを使っています。
書きやすくて、紙の質感とかが好きで、
一度月光荘さんのを使うと他のものは使えません。
贅沢ですよね(苦笑)。


月光荘、正確には、「月光荘画材店」は、
東京・銀座にある、大正6年(1917年)に創業の画材店です。
自家製品だけを扱っています。

与謝野鉄幹・晶子夫妻が、創業者を可愛がり、
「大空の月の中より君来しや
     ひるも光りぬ夜も光りぬ」
と詠んで「月光荘」と名付けたのが由来です。

トレードマークは「友を呼ぶホルン」で、
鉛筆にも鉛筆削りにも、もちろんスケッチブックにも
ホルンの絵が入っています。

お店の紹介文に、
『色感は人生の宝物。
少しでも良質な画材をお届けし、
「本物」の感触を確かめていただきたいと考えています』
と書かれています。
”志”がいいですよね。
今は、なかなか銀座まで足を運べないので、送ってもらっています。

その月光荘さんの鉛筆と、皮のキャップと、鉛筆削りと、消しゴム、
そして、愛用の万年筆をいれる筆箱を
皮製品などを手作りしている益子在住の作家さん、
「MAHARO」さんに特注で作っていただきました。

既製品のでは、なかなか自分に合うものがなかったので(笑)。

私が使っている鉛筆は8Bで、普通の鉛筆より太く、
それに合わせて鉛筆削りも大きいです。
それが、筆箱の中でゴロゴロして、
他のものを傷つけたりしたらイヤだなとおもって、
外側にそれぞれを収納できるポケットをつくってもらいました。
ついでに、万年筆の予備インクの場所も。
みんな自分の居場所をもらってうれしそうでした(笑)。

皮ひもをつけてくるくる巻いて閉じる形にしてもらいました。
チャックや金具で留めるところを作ると、
中身の増減に対応できないので。

そんな私仕様の道具は、
やっぱり使いやすく、
どんどん自分になじんでいきます。
作ってくださった方のぬくもりも感じます。


そんな想いの詰まった道具で、
私は、何を書くのか。
そして、何をするのか。

それが大事です。

私はこのスケッチブックに、
自分の感じたことや思うこと、嬉しかったこと悲しかったこと、
手紙の下書きや、料理のレシピ・盛り付けのイメージ図、
その日の予定・計画から、さまざまな記録まで、
とにかく何でも書きます。

書くことで見えてくることがあり、
ぐちゃぐちゃした頭の中を整理することができます。
私の精神安定剤です(笑)。

どこに行くにも必ず持っていく、私の大切な相棒です。  


Posted by とちの実 at 09:04Comments(0)徒然なもの

2010年03月28日

番茶について

先日、「毎朝のこと」という題で記事をアップしました。
そこで紹介した「梅しょう番茶」について、
また「番茶」について、
いくつかご質問がありましたので、
少しご紹介をしたいと思います。

番茶といってもいろいろあるのですが、
私は、三年番茶を飲んでいます。

三年番茶とは、茶の育成から商品化までおよそ三年。
じっくり時間をかけているところから「三年番茶」と呼ばれています。
主原料は、お茶の葉の新芽ではなく、
もっと伸びた後の、「茎」の部分です。

私は、今は上の写真の番茶を飲んでいます。
ムソーさんの、「正食三年番茶」です。
これはお徳用で450g 945円です。
小さいのもあって、180g 452円です。

オーサワジャパンさんの「熟成有機三年番茶」を選ぶときもあります。
ただ、こちらは120g 504円。
こちらは、京都で有機の契約栽培なので、少しお値段がいきますね。
私は、その時のお財布を見て、あとは気分で選んでます。
先日は、「お徳用」の気分だったので(笑)。

ただ、基本として、「安心できるもの」にしています。
お茶は煮出して飲むものなので、
農薬や化学肥料を使ったものだと、
それらもともに飲むことになってしまいます。
シンプルなものほど、その製造過程が重要な気がします。

ちなみに、裏の商品表示には、
名称:ほうじ茶
原材料名:緑茶(国産)
とあります。

番茶とほうじ茶の違いについてのご質問がありましたが、
同じものでも、主原料の部位、熟成のされ方、飲む段階に応じて、
名称が変化していくようです。

緑茶はカラダを冷やすから・・・と、
毎日の飲み物に番茶を選ばれる方も多いですが、
番茶の原材料名は、緑茶なんです。

魚とかでも、同じ魚なのに、成長過程によって
呼び方がかわるのと同じようなものかもしれません。


この時期は花粉症でお悩みの方も多いかと思います。
番茶に塩を加えて、塩番茶にして(番茶に対して1%くらいの塩)
目を洗ったり、鼻の中に数滴たらしたりするとよいです。
たまっている粘液を洗い流してくれます。
また、この塩番茶でうがいをすると、
風邪菌をやっつけたり、のどの痛みを緩和することができます。

冷えや、疲れには「梅しょう番茶」ですが、
番茶を使ってそのほかの症状にも対応できるので、
ひとつ家にあるといいかもしれません。

以上、私が知っている範囲で紹介させていただきました。
もっといろいろお知りになりたいようでしたら、
自然療法の本とか、ネットなどでお調べください。




  


Posted by とちの実 at 17:00Comments(2)カラダのこと

2010年03月28日

つる選手、来店!



熊本県出身、
東京都代表のつる選手が、
本日、当店にご来店になりました。
(写真わかりづらくてすみません)

昨晩、突然のメール。

「明日とちの木のランチに突撃します。
高崎駅から走っていきます」

えっ!?
駅からから走ってくるの??
高崎駅から、バスに揺られること30分、
バス停からも徒歩15分かかる場所なんですけど。。。

驚いて返信すると、

「超マジです。
地図を持っているし、駅から10kくらい北上すればいいんでしょ?
朝飯前です」

って。
なんてアバウトな。

彼女は会社員ですがランナーです。
ホノルル5回出場、先日の東京マラソンも2回目です。
日本中走り回ってます。
市民ランナーとしては、けっこうやってる方だと思います。
「TARZAN(ターザン)」という筋肉系?の雑誌の、
500号記念号にものったこともありました(笑)。
本当に走るのが好きなんだなと見ていて思います。

つる選手は、”津留”という苗字です。
本名です。

「つる舞うかたちの群馬県」
群馬と何か縁があるのかもしれません。。。(こじつけ)



当店に一泊。

本日、かえるさんにお賽銭をして、
「無事かえる」ことを祈願し、
帰途につかれました。

はるばる群馬までありがとうございました。

彼女も、自己の衝動に素直な人間の一人だと
確信したのでした。

<追記>
遠方からお越しの際は、
公共の交通機関をご利用になることをおすすめします。
といっても、高崎駅からはバスしかありませんが。
しかも、最寄のバス停から当店までも、徒歩で15分くらいかかります。
群馬は車社会なので、いろいろとご不便がありますが、ご了承ください。  


Posted by とちの実 at 12:18Comments(6)キッチンとちの木のこと

2010年03月27日

毎朝のこと



朝起きて、まずすることは、
番茶を沸かすことです。

カップに梅干1つを入れ、醤油をたらします。
そして、スプーンでつぶしてペースト状にした中に、
この番茶を注ぎます。

梅しょう番茶です。

生姜をすりおろして入れたり、
くず粉を入れたり、
その日の体調で少し調節します。

このお茶を飲むようになって、ずいぶんカラダが変わりました。
「万病は冷えから」といわれますが、
このお茶はその”冷え”に効く飲みものです。

寒い冬の時は、外気との温度差があるせいか
飲んだらすぐに足先がポカポカしてきます。

そして、お通じがやってきます(笑)。

このお茶のおかげで、ひどい冷え性だった私も、ずいぶんよくなりました。
便秘もなくなりました。肩こりもなくなりました。

肩こりの原因のひとつに便秘があります。
便秘の原因のひとつに胃腸障害があります。
このお茶は、その胃腸の強化に役立つお茶です。
自然療法の本には必ずのっていますので、
もっといろいろ知りたい方はそちらをご覧ください。

そして、このお茶は、疲労回復にも効きます。
ずっと同じ姿勢で作業していたあとにのむと、
カラダの血液がグルグル動き始めるのがわかります。
血液の流れも、カラダの好・不調に大きく影響があります。

疲れたな、
風邪引きそうだな、
ちょっとおなかが痛いな、
なんてときには
薬を飲まずに、一息ついて、
まずは梅しょう番茶を摂ることをおすすめします。

カラダが喜ぶ朝の一杯を飲みながら、
一日のスタートです。  


Posted by とちの実 at 07:22Comments(7)徒然なもの

2010年03月26日

一休さん!


昨日アップした「お地蔵さん?」は、
実は、
「一休さん」でした!(笑)。

記事を見た母が、
「なにやってんの。一休さんだよ」
と教えてくれました。

そして、なぜ店の前に一休さんなのかというと、
一休さんが昼寝して休んでいるところの像で、
「お休みどころ」
という意味があるそうです。

失礼しました。。。


ちなみに、一休さんのとなりにある「かえる」さんにも、
なぜかお賽銭がのっているのでした。

と、今あわてて修正の記事をつくってかえるさんの写真をのせていたら、
通りかかった父が、
なぜ「かえる」が、またまた店の前にいるのかを教えてくれました。

「無事かえる」

だそうです。

どうぞ、とちの木でお休みいただいて、
そして無事お帰りになりますよう。。。

  


Posted by とちの実 at 13:20Comments(2)キッチンとちの木のこと

2010年03月25日

お地蔵さん?



「キッチンとちの木」の入り口にいる、お地蔵さんです。
お地蔵さんと言っていいのかわかりませんが、
たぶんお地蔵さんです(笑)。

今日は雨だったので、タオルが頭にのってます。
寒い冬は、毛糸の帽子をかぶっていました。
なぜだかわかりませんが、
母が毎日お地蔵さんの頭をなで、
積極的にお世話をしています。

そして、なぜだかわかりませんが、
肩のところにねずみがのっています。
ちなみに、とちの木の店主はねずみ年です。


このお地蔵さんは、お客さんからいただいたものです。
いただいたときは、
「うちの店のイメージとちょっと違うんじゃないかしら。。。」
なんて思っていましたが、今ではしっかり「とちの木」を守ってくれています。

いつのころからか、お賽銭をいただくようになりました。
写真からわかるでしょうか?
いっぱいになると回収するのですが、また気づくとお賽銭が置かれています。

このいただいたお賽銭は、
とちの木店主が責任を持って、毎年初詣に持っていき、
みなさんの分も無病息災、商売繁盛を祈願しておりますのでご安心ください。




  


Posted by とちの実 at 23:12Comments(0)キッチンとちの木のこと

2010年03月25日

書くということ。

「すごい毎日書いてるね」
ブログを見ている方に褒めて?いただきました。
「文章長いよ。読む人のことも考えてよー」
なんてことも言われたり。。。

そうですよね、長くてごめんなさい(苦笑)。
パソコンの画面で長い文章見るの、疲れますよね。
携帯で見てらっしゃる方もいるようで、ほんとすみません。

と、謝っておきながら、
多分今後もこんな感じで書いていってしまうと思います。
別に長く書こうと思っているわけじゃないんですけど、
基本的に自然なので(笑)。

書くことは私にとって自然なことなのです。


子どものころ、「勉強しなさい」
と言われたことは一度もありませんでした。
勉強を教えてもらった記憶もありません。
いつも忙しそうだったので、教えてもらうつもりもありませんでしたが。

そんな教育には無関心だった母でしたが、
「日記だけは毎日書きなさい」
と言っていました。
面倒くさがりながらも、毎日書いていたと思います。
素直だったので(笑)。

日記を書くことの意味なんて考えなかったけれど、
今になって思うのは、
勉強ができることよりも、
自分の気持ちをちゃんと言葉で伝えられることの方が、
生きていく上で大切なことだと、
母なりに伝えたかったのかなと思っています。
言葉は、人間だけが持っている、素晴らしいツールですから。

でも、書くことだけだったら、日記で十分なわけで、
ブログを書くことの意味は、
自分の中に、書くことの先にある何か、
つまり実現したい何かがあって、
それはきっと一人では完結しえない何かで、
誰かと、創造し、築き上げていきたい何かがあるからではないかと
漠然と思っています。
だから、自己完結する日記ではなく、
外へ向けて発信するブログを始めたのだと思います。

あれだけ敬遠していたブログでしたが、
字数に制限があるわけでもなく、
締め切りがあるわけでもなく、
お金がかかるわけでもない(初期投資はかかりますけど)
ブログという手段は、けっこう自分にあっていたのかなと思っています。

始める前、すでにブログをやっている方に、
何を書いたらいいんですかね?と聞いたら、
「メールと同じようなもんですよ」と
おっしゃっていました。

いざはじめたら、確かにメールのようでもあるなと思いました。

私が今までに出会ってきた人たちへ向けての、
そしてこれから出会うであろう人たちへ向けての
私からの手紙のようなものだと思いました。

受け取ってくださってありがとうございます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

長々と失礼しました。

完。




  


Posted by とちの実 at 16:43Comments(0)徒然なもの

2010年03月25日

木が好き②.



身の回りを見てみると、
やっぱり「木」のものがたくさんありました。

これは、私が愛用していカップ&ソーサーと
万年筆です。

カップ&ソーサーは、
「私っぽいから」という理由で
プレゼントにいただいたものです。
カップの方が使用頻度が高いので、
いい感じに色が濃くなっています。
時間の経過とともに、味がでてくるのも、
木のいいところです。



下の、万年筆は「木のこぶ」でできています。
ずっと自分にあう万年筆を捜していて、
やっと出会いました。
もうかれこれ、5年近い付き合いです。

この万年筆の品番は「#3776」。
なんの数字だかわかりますか?

富士山の標高です。
日本人のココロである富士山の標高が刻まれた万年筆なんて、
いいと思いません?(笑)。

私は、自分が日本人だということを強く意識します。
だって、こんなにお米が好きなんですから(笑)。
この土地で、山に囲まれて、この気候の中で生きてきたからこそ
自分に育まれた感覚があると思っています。

ムーミンにでてくるスナフキンが言っていました。

「モノが増えることほど、恐ろしいことはないさ」って。
わかる気がします。

人は、一週間暮らせるのもがあれば生きていけるといいますが、
現実にはそうはいきません。
生きていく上で必要なものはたくさんあります。

ただ、自分もいつか死を迎えることになります。
「どうせ死ぬんだから」
という投げやりな気持ちはないけれど、
「いつか死ぬんだな」
という想いはいつもあります。

だから、自分が死んだときに、
なるべくゴミをだしたくないなと思っています。
自分が使っていたもの、持っていたものは、
なるべく土に還るモノがいいなと思っています。

私がヒノキクラフトさんの商品を使うのは、そういう理由もあります。
「木」といってもいろいろありますが、
ヒノキクラフトさんは、国産の無垢の木を使っています。
つまり、土に還るのです。

木の製品は、いろんなところで売っています。
びっくりするくらい安い値段で売ってたりします。
おそらく外国の木をもってきて、消毒液、薬品をたくさん塗って
”ムダ”をなくすために、接着剤でわからないようにくっつけてたりします。
そういうものは、木であっても土に還りません。
農薬や化学肥料が土に残るように、そういったものも残るのです。

国産で「ヒノキ」なんて、高いでしょう?
と思われるかもしれません。
確かに、大手チェーン店で扱っている木の製品よりは高いかもしれません。
でも、毎日使い、一生使い、自分が死んでも使える、
そして土に還る。

それでも高いですか?

でも、「木」ってすごいですよね。
ちゃんと自分を知っていて、
自分を生きて、出番が終われば、
静かに土に還るのです。

尊敬と感謝の気持ちも込めて、やっぱり木が好きです。
  


Posted by とちの実 at 15:34Comments(2)徒然なもの

2010年03月24日

木が好き。



これは、私の愛用している机とまな板です。
静岡にある「ヒノキクラフト」さんに作っていただきました。

机は、アパートで一人暮らしをしていたときに、
椅子とベッドと一緒に購入しました。
使い心地がよくて、その後、
書類入れのキャスターも買いました。

机は、シンプルな机なので、
何度かの引越しの際も必ず居場所を確保し、
今は、私が一番長い時間をすごすであろうキッチンで、
作業台として、テーブルとして活躍しています。



そして、まな板は、「キッチンとちの実」をはじめるときに
作っていただきました。

作業台に合わせた大きさで、奥行き270ミリです。
この長さを確保するのは、相当大変だったそうです。
滅多に取れないサイズを、木取り職人のエチゼンさんが
(会ったことはありませんが名前だけ知ってます)
探し当ててくださったそうです。
どうもありがとうございました。

一般的に、ハギ材でまな板を製品化しているメーカーが多いけれど、
ヒノキクラフトさんは、正真正銘、一枚板で作ってくださってます。
ただ、自然のものなので、材があるときとないときがあり、
ないときは、製作ができないとのことです。
(もしこのブログを見て欲しくなったら、ヒノキクラフトさんに相談してみてください
HPとかありますので)

このまな板を郵送で送ってもらったのですが、
開封した瞬間のあのいい匂いといったら、感動的でした。
ふわーんと、ヒノキのいい匂いがするのです。

レイチェル・カーソンが、
「嗅覚というものは他の感覚よりも記憶を呼び覚ます力が優れている」
と著作の中で書いていましたが、なんだかわかる気がします。
うまく言葉にできませんが、こう、自分の感覚が呼び戻される感じがしました。

重さがけっこうあると聞いていたのですが、
思っていたより全然軽くて、とても使いやすいです。
木だからすべらないし、のせた野菜がまな板に馴染む感じがあります。
まな板の上は野菜たちにとっては、ある意味、切り刻まれる死に場所なので、
なんだか美味しく成仏してくれそうな気がします。

ほのかにヒノキの匂いが漂うなかで、トントンと。

至福です。

木のまな板は、音がよくて、トントン、トントンと、
やさしい音色が響き、ちょっとした音楽みたいな感じになります。
自分が奏でるリズムにのって、トントン、トントンと、仕事もはかどります。
トントン拍子ってこのことかしら。。。
なんて思ってみたり(笑)。

私は、ヒノキクラフトさんから
「木は2度生きる」
ということを教えていただきました。

まず1度目は、森の中で。
大地に根を下ろして、二酸化炭素をすって、酸素をはいて、
地球に新鮮な空気を与えてくれています。

そして2度目は私たちの暮らしの中で。
木は、切られてもなお、建材や家具や道具に形を変えながら
私たちの生活に恵みを与えてくれています。

私たちは、自然の恩恵を、常に受けながら生きているのだと
まな板に向かい、野菜を切っていると感じるのです。


そして、人間は「木」になれないだろうかと思うのです。
2度生きる木に。

木が二酸化炭素をすって、酸素を出すように、
苦しみや悲しみを抱えながらも、やさしさやいたわりを持って生きること。
そして、自分が死んだ後も、誰かの心の中で支えとなって生き続けること。

そんな2度生きる人間になれたらいいなと思うのでした。


私は、自然のぬくもりがある、木が好きです。

  


Posted by とちの実 at 22:22Comments(2)徒然なもの

2010年03月23日

出発の哲学

さっきまで明日の仕込をしていました。
明日は近くのいくつかの小学校で卒業式があり、
大量のお弁当の注文を受けているからです。
ありがたいことです。

卒業式。
懐かしい響きですね。

終わりのあとには、始まりがあります。
春です。

春は私の中でいろんな始まりを思い出す季節です。

私は何度か転職しているので、
何度か出発しなおしています。
そのときその時、やっぱり全力で悩んで、決めてきました。

あるとき、詩人であり、「女性史学」の創設者といわれている高群逸枝さんの
著作のなかで「出発の哲学」という文章に出会いました。
慰められるような気持ちになり、これが私の「出発の哲学」になりました。

少しカタイ文章ですが、引用します。

『つまり私は、自他の誤解や錯覚をあれこれと考えたり、それを弁解したり、
それに用心したりすることのわびしさを身にしみて自覚したのであり、
以後、自己の行動については自己にのみ基準をおく、
すなわち私の言葉でいえば、「自己の稟性にのみ依拠」して不断の「出発」をするという
二元的な立場に立つこととなったのである。
「稟性」とは、自己に付与され、随時付与される行動的主観、
わかりやすくいえば、自己の衝動なのであり、
「出発」とは、その稟性に依拠して発せられる瞬間々々の
囚われない純粋な行為のあり方である。
つまり、自己の内部からの衝動のみを一元として出発し、行動するというのであって、
私はこれを出発の哲学と名づけた。』

「衝動」という言葉は、「衝動買い」なんて使われるように、
欲望とリンクしている感じがするけれど、
ここでいう「衝動」はもっと純粋で、シンプルで、突き抜ける感じだと思います。


何かをはじめるということは、
何かをはじめたいと思ったわけで、
その「はじめたい」という衝動を起こした自分がいるわけで、
その自分を信じて、自分の気持ちに素直に従っていいんだよ、
そんなふうにいわれているような気がしました。

でも、何かをはじめるということは、何かを辞めるわけで、
たくさんの人にお世話になり、心配をかけ、迷惑をかけてきました。
私みたいなのばっかりだと世の中大変だなと正直思います(苦笑)。
でも、この文章に出会って、一人くらいなら私みたいなのがいてもいいかな、
なんて、少し慰められる思いでした(笑)。
自分の衝動に素直に従い過ぎるので(苦笑)。

でも、その「出発」が正しかったのかはわかりません。

ただ、それは何のための「出発」なのか。
どこへ向かうための「出発」なのか。
つまり、自分の人生をどう生きるのか。
自分が納得しているのか。
それが大事なのかなと思っています。

そして私は、あるときから、
物事を「正しいか間違っているか」ではなく、
「自然か不自然か」でみるようになりました。
自分にとって自然な方へ、自然と、進んでいくような気がしています。

消去法の人生の選択ではなく、
純粋な自己の衝動に依拠した人生の選択も
1つの生き方だと思ったのでした。

出発の春です。  


Posted by とちの実 at 23:26Comments(5)徒然なもの

2010年03月23日

平飼いの卵

先日「平飼い卵の蒸しケーキ」という記事を
アップしましたが、
そもそも「平飼い卵」って、なんですか?
という質問がありましたので私が知っている範囲で
おこたえしたいと思います。

私も「平飼い」の意味、知りませんでした。
「卵」は「卵」であって、「卵」だと思ってました。

でも、考えてみたら、
卵は”にわとり”という動物が産んだ卵なのです。
ということは、
どんなにわとりさんが産んだ卵なのかというのが
とても重要なことだと気づきました。



1パック100円くらいで売っている卵はおそらく
ケージに囲われて身動きできず、えさだけを与えられえ
”卵産み機”として飼われています。
にわとりさんは、すごくストレスフルな生活を強いられていると思います。
そういう状態で飼っている鶏舎の近くにいくとちょっとくさいですよね。
ストレスの塊のようなフンはくさいんです。

そして、おそらく、外国産の安価な飼料を食べています。
そうでなければ、あの値段でスーパーには並びません。

私たちは、そんなにわとりさんの卵を、知らずに食べています。


そして、「平飼い」といわれるにわとりさんは、
鶏舎の中を自由に動き回ることができます。
放し飼いとはちがうので、多少のストレスはあるかもしれませんが
ケージに囲われているのとは違います。
他のにわとりさんと触れ合ったり、飛んだりはねたり、
時にはけんかしたり、生きているのです。

そして、”どんなえさを食べているのか”ということです。
食べているものは、産む卵に直接的に反映されます。

よく食の駅などで、生産者さんの名前が入った卵が置いてあるとおもいます。
値段もそれぞれです。
その違いをうむひとつに、にわとりさんの”えさ”があります。

私たち人間が自分の子どもに何を食べさせるのか気を使うように、
生産者さんも自分が飼っているにわとりさんに
何を食べさせるのかに気を使います。
”いいもの”をあげたければ、やっぱりその分お金がかかります。
だから、何を食べさせるのかが”こだわり”となるし、
販売価格に影響してくるのです。

ちなみに、私が使わせていただいている卵は
榛名心根協働農園さんの卵です。
こちらのにわとりさんは、国産の米、麦、おから、
農薬・化学肥料不使用の野菜、野草などを食べているそうです。
だから、黄身が自然なやさしい黄色をしています。

何度か鶏舎の中に入り、採卵をさせてもらったことがあります。
けっこう緊張します。

「卵をとろうとすると攻撃されることがあるから気をつけて」
「気づかれないようにそーっと静かに」
といわれて入ったので、いつ襲撃にあうかとビクビクしながらの採卵でした。

でも、にわとりさんから見れば当たり前のことですよね。
自分の産んだ子どもを盗まれるようなものですから。
不審者は攻撃されて当たり前なのです。

そして、卵の形がそれぞれ違うことも知りました。
「これは難産だったよなー」
「ずいぶん頑張ったなー」
そうつぶやいてしまう卵があります。
”規格外”かもしれないけど、やっぱり頑張って産んだのです。

そんなひとつひとつの卵たち。

みなさんは、どんなときに卵を食べますか?
どんな卵を食べてますか?

とちの木では、「なるべく」というスタンスでこの卵を使わせていただいてます。
自然のものなので、常に必要量手には入らないし、
卵の性質と料理の相性なんかもあって(この卵は少し水分が多い気がします)、
そして、とちの実&とちの木の台所事情もあって(笑)、
全部が全部この卵を使えるわけではないけれど、
なるべく使わせていただいてます。
そして販売させていただいてます。

6個入り  330円
10個入り 500円
卵1個あたり約50円です。

高いですか?安いですか?

栄養価の高い卵で、卵かけご飯をしたら、それで1食になります。
ご飯と味噌汁をつけて、1食分250円くらいかな。

それって高いですか?安いですか?

100円の菓子パン1個買うより、50円の卵を2個買ったほうが
トータルの意味でお得な感じがするのは私だけでしょうか。。。
  


Posted by とちの実 at 15:35Comments(2)野菜のこと

2010年03月23日

エコなココロ

先日発売になったばかりの、「エココロ」という雑誌を買いました。
お酒の特集でした。
題して「しあわせを運ぶお酒」。

私はお酒も好きです。
夏はやっぱりビールですが、
この時期は焼酎が多いです。

先日、久しぶりに発芽玄米酒「むすひ」を飲みました。
やっぱりおいしくて、最近はもっぱらこの「むすひ」です(笑)。

雑誌の「エココロ」の中にも「むすひ」は載ってました。
ほかにも飲んだことがないお酒がいろいろ載っていて、
あれこれ面白かったです。

特集記事の中に、奈良県の「くるみの木」が取り上げてありました。
「くるみの木」は、石村さんという女性が、
電力会社の跡地を25年前に改造して、
雑貨とカフェをつくったところから始まったお店です。
とてもやさしくて、センスがあって、素敵なところです。
今は、ホテルとレストランもやっています。
いわゆる、「大きく広げて失敗しちゃった」感はなく、
空気を保ったまま、窓口を広げている感じです。

「くるみの木」と「とちの木」、別に親戚ではありませんが(笑)、
その石村さんの右腕として、学生時代の友人が働いています。
なので、奈良県まで、愛車の軽自動車ではるばる行ったことがある思い出のお店です。
もうだいぶ有名になっているので、検索すればすぐでてくると思います。
(リンクの張り方とかよくわからなくて、すみません。。)

そして、その雑誌「エココロ」の企画・編集をやっているのも学生時代の友です。
今回は彼女が主担当だったそうで、やっぱりセンスが光ってました。

友人だから紹介するわけではありませんが、
一生懸命やっている人の仕事は、分野が違っても感じるものがあります。

遠く離れても頑張っている友に励まされ、
今日も頑張るぞ!と一日のスタートです。






  


Posted by とちの実 at 08:01Comments(0)徒然なもの

2010年03月22日

おにぎりが好き②

もうひとつ、おにぎりネタです。

「君って山下清みたいだね」

えっ!?私??
初めて言われました。
会社員を辞めて、益子という土地で修行をしていたときのことです。

おなかが減ったら「ちょっとコンビニで何か買おう」というのがどうもイヤで、
いつも玄米おにぎりを持ち歩いていました。

そして、なるべく車ではなく自転車で移動していたので、
おなかが減ると自転車をとめて
草むらの中で、橋のたもとで、おにぎりを食べていました。

確かに、自転車にたすきがけのバッグをひっかけて、
おなかが減るとポケットの中からおにぎりを出してうれしそうにほおばる姿は
「山下清」以外の何者でもありません(笑)。

お金がなかったというのもひとつの理由ですが、
やっぱりやっぱり、おにぎりが好きなんです。

  


Posted by とちの実 at 21:07Comments(0)徒然なもの

2010年03月22日

おにぎりが好き

私はおにぎりが好きです。
天気のいい休日には、おにぎりを持って出かけたくなります。
やっぱり思い出の味だからでしょうか。

子どものころ父が作ってくれたまるいおにぎり。

お弁当が必要なとき、「これで足りるか?」って。
遅刻しそうなとき、「これ食べながら行け」って。
夜遅くまで仕事で疲れているだろうに、
朝早く起きてせっせと作ってくれました。

そのおにぎりが、とても大きくて、とってもおいしかった。

先日久しぶりに体調を崩し、寝込んでしまいました。
寝ても寝ても寝続けることができて、
疲れてたんだな・・・と思いました。

ごはんを食べる気にならずにいると、
父が「なんか食べたほうがいいぞ」というので、
おにぎりをリクエストしました。

父が握ってくれました。
やっぱりまるいおにぎり(笑)。
父の手のサイズなので、ちょっと大きめのまるいおにぎり。

すごくすごくおいしくて、不覚にも涙が。。。
肉体的にも疲労していたのですが、
いろいろ重なって精神的にも弱っていた私には、
効きました(笑)。

結局その日は3食おにぎりでした。
でも、一番最初のおにぎりが一番おいしかったです。
父に、「だんだん愛情の量が減ったでしょ?」と聞くと
「何言ってやがんだ。親の愛情は何よりも深いんだ」
と言っていました。
まぁ、30過ぎた娘におにぎりを1日に3回も作らされる父の身にもならないと(苦笑)。

とちの実では、玄米でおにぎりを作っています。
自分で言うのもなんですが、人気商品です(笑)。
ふれあい朝市などで出店しておりますので
食べてみたい方はどうぞお越しください。

たしか、何かの映画で、
「おにぎりは日本のソウルフード(soul food)」だって言ってましたよね。

お弁当にはやっぱりおにぎりです。

  


Posted by とちの実 at 10:45Comments(3)徒然なもの

2010年03月22日

「やさしい」って。。。

やっと今日の仕事が終わりました。
明日は月曜日で定休日なので、がんばっちゃいました。
祝日の場合は営業することもあるのですが、
今回は諸事情により月曜日なのでお休みさせていただきます。

ほっと一息ついてパソコンを開いてみると、
嬉しいコメントが入っていたりして。。。
ありがとうございます。
素直に嬉しいです。

想像していた以上に多くの方がブログを見てくださっていて、
ありがたいと思うと同時に、テキトーなことは書けないな・・・
なんて思ったりしています。

そんなかしこまったことを書くつもりはありませんが、
私の書いた言葉がひとつの情報として届くわけですから、
語弊のないように書かないといけないし、
自分の気持ちが伝わるように書きたいな、
と思っています。

そして、改めて自分のブログを見てみると。。。

ありました。
あいまいな表現が(笑)。

自分でカテゴリーをつくっておきながら、
「やさしいお菓子」なんて、
なんてあいまいな表現なんだろうと思いました。

「やさしい」って何だろう。

本当の意味で「やさしい」ってどういうことだろう。

自分にとってやさしい人が、いわゆる「やさしい人」になってしまいがちです。
「やさしい」って、とても主観的なものかもしれません。

「本当にやさしい人になりたかったら、体力つけなさい」
そう言われて育ちました。
「やさしそうな人」と「やさしい人」はなんとなく違うのかな・・・
と子どものころは思っていました。

本当に優しい人って、
みんなが疲れてやりたくないことをやってあげられたり、
重い荷物を持ってあげられたり、
人の分まで頑張れたり。
みんな疲れが臨界点まできているなかで、
K点越えができるかんじでしょうか。

もちろん何かを具体的にしてあげることだけが優しさではないけれど、
やさしくあるためには、
まず自分が体調面、精神面ともにしっかりしていることが
大切なのかなと思います。
自分に余裕がないとなかなかやさしくなれない気がします。

自分に余裕がないのにやさしくできることが
本当にやさしい人かもしれないですけど。

そして、大人になって母の言っている意味を解釈しなおすと、
母が言っていた「体力」というのは、
力持ちの腕力ではなく、
精神と肉体の総合力ではないだろうかと思います。
体力とは、自分の総合力ではないかと。


人から良く思われたいとか、
そういう外からの理由ではなく、
ただ、シンプルに「やさしい人」でありたいと思う今日この頃です。

自分にやさしい。
自分がやさしい。

「やさしい人」であるためには、
まずは、自分をしっかりと生きることかもしれません。
健康であることもひとつのやさしさですね。

あとは、それから。


「やさしいお菓子」
何がどう”やさしい”のかよくわかりませんが、
お菓子が食べたい!という欲望に応えつつ、
カラダにあまり負担をかけない、という、
”ココロとカラダにやさしい”お菓子を作っていきたい
という私の想いのあらわれた表現ということでご了承ください。
  


Posted by とちの実 at 00:06Comments(4)やさしいお菓子

2010年03月21日

平飼い卵の蒸しケーキ

今朝アップした「穀物コーヒーとアーモンドの蒸しケーキ」。
蒸しケーキって何ですか?と質問を受けましたので、
お菓子の説明をしたいと思い、また記事を入れることにしました。

「平飼い卵の蒸しケーキ」は、
榛名心根協働農園さんの平飼い卵を使ったお菓子です。

私は、いわゆる”マクロビ”という「食」の世界に出会ってから、
動物性のものはほとんど摂っていませんでした。
もちろん卵もしばらく食べていませんでした。

久しぶりに、おそるおそるこの卵を食べてみると、おいしかったんです。
なんだか、元気が出る感じがしたんです。

にわとりさんは生き物なので、1羽1羽違います。
だから、産む卵もひとつひとつ違います。
大きいのもあれば小さいのもあります。
いわゆる、”規格外”というものもあるのです。
人間が勝手に決めた”規格”ですけど。
そういった卵は販売できないそうです。

なんだかとてもせつない感じがして、
もったいない感じがして、
その卵を使って何かつくれないかな?
と思いました。

多分、この卵の味を感じるには、お菓子なんかつくるより、
生で、卵かけごはんなんかが一番いいと思うのですが、
「キッチンとちの実」としては、何か料理して出したくて(笑)。

この卵に似合うのは、バターや砂糖をたっぷり使うお菓子じゃなくて、
毎日のおやつに食べられるような素朴な感じのお菓子かなと思って、
オーブンではなく蒸し器で作れるものにしました。

ちなみにこのお菓子のほかの材料は、
・無調整の有機豆乳
・てんさい糖
・国内産地粉
・菜種油
・自然塩
・アルミニウムフリーのベーキングパウダー
で、安心できるお店のものです。

てんさい糖の自然な甘さなので、
ふだん甘いもの(白砂糖を使った)を食べている方には
少し物足りないかもしれませんが、
これから味覚が発達していく小さいお子様のおやつなんかには
十分な甘さだと思います。

今朝ブログに載せた穀物コーヒーとアーモンドのほか、
・くるみとレーズン(プレーン)、
・アーモンドとくるみの(キャロブ)、
・小豆とサツマイモと(きなこ)、
・干しりんごとアーモンド(シナモン)
など、季節に応じていろいろつくってます。
「とちの木」の店頭にはそのうちの1つか2つが日替わりで並んでいます。
あとは、中医研さんのところでやっている「ふれあい朝市」に出店しております。

よろしければ一度ご賞味ください。


*「平飼い卵」も店頭で販売しています。
 6個入り330円です。
 よろしければそちらもどうぞ。
  


Posted by とちの実 at 16:19Comments(0)やさしいお菓子

2010年03月21日

ほうれん草と長芋の梅酢あえと坊ちゃんかぼちゃの煮物のお昼


今日のお昼は昨日の長芋があまっていたので、
ほうれん草とあえました(画面中央)。
同じ味だと飽きるので、梅酢とポン酢で味換えしました。
少しラー油をたらして、ピリカラにしたのが良かったみたいで、ごはんがすすみました。

ずっと保存したままになっていたかぼちゃを煮ました(画面左)。
坊ちゃんかぼちゃは、坊ちゃんなので、小さいです。
おはぎ二個分くらいかな。いや、三個分くらいのもあるな。

普通のかぼちゃより水分が多いので、すぐやわらかくなります。
コクをだすために、軽くごま油で炒めてからお水を入れて
昆布をいれて煮ます。
やわらかくなったらところで味を見たら結構甘みがあったので
塩としょうゆで仕上げました。
調理時間は15分くらいでした。

やっぱり、素材がいいとお料理が楽です。

このかぼちゃは、榛名心根協働農園さんのかぼちゃです。
とちの木でもとてもお世話になっています。
おいしい野菜をいつもありがとうございます。

あとは、昨日の夕飯のあまりのかれいの煮付けと
具だくさんの野菜スープとたくわんです。

ちなみに、これを全部一人で食べるわけではありません(笑)。
くいしんぼうですけど、そんなに大食いではありませんから。。。


今日もおいしいごはんをありがとう!!  


Posted by とちの実 at 15:34Comments(0)今日のごはん

2010年03月21日

うれしいです!

今日、ブログをみておはぎを買いに来てくださった方がいました。
”いるかさん”という方で、
「私が一番乗りですね!(ブログをみて買いに来た)」
とうれしそうにお話してくださいました。
初めてお会いするのに、初めてじゃない感じで、
つい長話をしてしまいました。

これがブログの良さなのかな、
こうやって何かが少しずつ変わっていくのかな、
そして、どこかで誰かとつながっていけるのかな、
なんてことを思いました。

「ブログに書いてあるのと雰囲気がちがうじゃないですか!!」
とお客様をがっかりさせないように、
まずは日々の営業をしっかりやっていかねばと思います。
気が引き締まる思いです。

いるかさん、ありがとうございました。
またのご来店、お待ちしております。  


Posted by とちの実 at 15:08Comments(2)徒然なもの

2010年03月21日

穀物コーヒーとアーモンドの蒸しケーキ



とちの実でつくっているお菓子です。
相変わらずおいしそうな写真がとれませんが、
おいしいです(苦笑)。
本日、おはぎと並んで販売しています。
1個200円です。

穀物コーヒーというのは、
穀物を主原料にしたコーヒー風の飲み物です。
カフェインフリーで刺激がなく、
カラダをあたためます。





穀物コーヒーといってもいろいろあるのですが、
イチジクを使っているものが結構あります。
イチジクは、生殖器を傷めて流産や不妊症などの原因になるものです。
なので私は、イチジクの入っていない「INKA(インカ)」を使っています。
原料は煎大麦、ライ麦です。
気になるお値段は150グラムで897円。
コーヒーショップ2回分くらいで、70杯くらい飲めるのかな。
高いか、安いか。。。

どうしてもコーヒーを飲みたいわけではなく、
なんとなくコーヒーでも飲みたいな。。。
そんなときなどにいいかもしれません。
お湯にすぐ溶けますが、コーヒーを飲みなれている人には物足りないかも。
豆乳や牛乳に溶かして飲むと、カフェオレ風で満足できるかもです。

私自身、コーヒーは好きでお気に入りのコーヒーショップで
至福の時を過ごすこともよくあるのですが
寒いときや、カラダが疲れて弱っているときは控えています。
呼吸器や消化器、生殖器、神経系などにすごく負担がかかりますし、
カラダをとても冷やします。
コーヒーはやはり南国の飲み物なのです。

ただ、やっぱり美味しい。
だから、自分のために本当に美味しい一杯を入れてくれるお店に行きます。
群馬の方なら知っている方も多いかもしれませんが、トンビコーヒーさんです。
トンビコーヒーさんに行くと、カフェインをとっているにもかかわらず、
それ以上にリラックスして、いつも居眠りしてしまいます。
お店の方、いつも温かい目でみてくださってありがとうございます(笑)。

食べものは、カラダとココロの両方に働きかけるものです。
「カラダに良くないから絶対食べない(飲まない)!」
と無理をするのではなく、生活のバランスの中で、
適量を楽しんで、人生を謳歌していけたらいいのではと思います。

「健康」になることは「目的」ではなく、
あくまでも人生を楽しむための「手段」ですから。
健康は、毎日を気持ちよく笑顔で過ごすためのひとつの手段です。
おいしく、たのしく、気持ちよく。
快食快眠快便は基本です(笑)。
そして、その先にある何かをつかみ取っていけたらいいですよね。

なかなか忙しくて食べることまで手が回らない、
料理する時間なんてない、
いろんな情報があふれていて何を信じたらいいのかわからない、

そんな人も多いかと思いますが、
このブログや私の作るものが、
そんな忙しいみなさんの何かのお役に立てたら幸いです。
みなさんのご健康とご活躍を心よりお祈りしております。
あまり無理せず、適度に自分をゆるめてあげてくださいね。




  


Posted by とちの実 at 09:53Comments(4)やさしいお菓子

2010年03月20日

本日おはぎ完売しました。

「いくつか売れたらいいな、あまったら私が食べよう。。。」

そんな気持ちで店頭に並べたおはぎでしたが、
今日の分は完売しました!
ありがとうございました!!
「小豆だけでも売ってほしい」なんて方もいらっしゃって、
1g1円で販売させていただいました。
どうもありがとうございました。

早速ブログの効果でしょうか??
でも買ってくださった感じだと、ブログは多分見てないかんじ。。。
でもでも、きっとブログをはじめたり、こう、前向きなオーラみたいなのが
おはぎからずんずん出てたのかな・・・なんて思ったりしてます。
やっぱり気持ちは大事です。

明日も作ることにしました。ずんずん。

  


Posted by とちの実 at 21:50Comments(2)キッチンとちの木のこと

2010年03月20日

かき菜と長芋のわさび醤油あえとエビフライのお昼ごはん



あまっていたエビフライと野菜をおかずに玄米ごはんとお味噌汁で
お昼を食べました。

今日のイチオシは、「かき菜と長芋のわさび醤油あえ」です。
先日信州のおみやげにいただいた長芋があまっていたので、
千切りにして、ゆでたかき菜をまぜ、わさび醤油であえました。

今日は20度近いあったかな陽気だったので、
さっぱりしたものが食べてくなって作りました。
ガラスの器によそると涼しげです。
最後にごま油を少し入れて、ごまをふったりすると、
見た目良し、味良し、かおり良し。
写真が下手でおいしさが伝わりませんが(苦笑)、
味噌汁の上にある小鉢です。

ちなみに、「かき菜」というのは群馬発祥の野菜だそう。
この時期に多く出回ります。
収穫のときに、茎をかくように(ポキッと)するのでかき菜というそう。
別名、みやうち菜ともいうそうです。
小松菜やほうれん草とはまた違ったあじわいで、甘みがあります。

素材がよければ、身近にある調味料で十分おいしく食べられる好例です。
  


Posted by とちの実 at 16:39Comments(6)今日のごはん

2010年03月19日

おはぎとおべんとう


お彼岸なので、おはぎをつくりました。
スーパーで売っているおはぎの2倍くらいの大きさです。
わざと大きく作ったわけではなく、我が家はいつもこの大きさです。

お彼岸が近づいてくると、母が小豆を大きな鍋で煮始めます。
なんとなくわくわくします。
母が煮る小豆は、市販のものと違って甘さがしつこくないので、ついつい手が伸びてしまいます。


お彼岸といえばおはぎ。
おはぎといえばお彼岸。
お彼岸の意味を知らないときから、お彼岸はいつも楽しみです。
よかったら、おひとつどうぞ。





今日はお弁当の注文が入っていたので、作りました。
とちの木はお弁当屋さんではありませんが、
ご予約をいただければお作りしています。

お客様から
「お弁当とかつくってもらえない?」
というご要望があったのをきっかけに、実は20年くらい前からやっています。
今日は、お肉を入れないのを3個作ってほしいとのご要望でしたので、
ふつうの方のにはヒレかつとエビフライのところを、車麩のフライとエビフライを入れました。
あとは、煮物、サラダ、お豆など。
決まったメニューはありませんが、そのときのご注文の数やご予算に応じて作らせていただいてます。


デジカメを持っていないので、携帯で写真を撮ってみました。
でも、どうやったらブログに入れられるのかわからず手間取りましたが、
なんとかアップできました(汗)。
携帯からメールで送って、いろいろやってやっとできたのですが、
もっと簡単にできる方法がきっとあるんだろうなぁと思いつつ。。。
写真とは縁がなかったのであまりいい絵がとれそうにありませんが、なるべくがんばります(苦笑)。
  


Posted by とちの実 at 22:46Comments(3)

2010年03月19日

キッチンとちの木の紹介

「キッチンとちの木」は群馬にある定食屋さんです。

私の実家です。
私が幼稚園に通い始めたころオープンしたので、もう30年近くになります。
ハンバーグ定食とか、オムライスとか、カツ丼とか、チャーハンとか、ラーメンとか、
けっこういろいろメニューがあります。
子どものころは親がどんな気持ちで料理をしていたかなんて考えたことなかったけれど、
最近になって、親なりにいろいろ考えて作ってたんだなー
なんてことがわかったりしてます。

うちは、店と実家がつながっているので、小さいころから親の仕事をするところを見てきました。
奥の自宅でのんびりテレビでも見ていようものなら
「手伝えーーーーーーっ!!!」
という声がかかるので、それが嫌であまり家にいないようにしていました(苦笑)。
ものごころつくころには、「絶対飲食に関わる仕事はしない!」と心に決めていました。

でも、気づいたら・・・。
人の気持ちなんてわからないものです。。。
お天気と一緒で、日々変化しているのです。
私も自然の一部なので、しょうがありません(笑)。


私が群馬に戻り、「とちの実」をやりながら「とちの木」を手伝うことになったとき、
これからお店をどうにしていこうかと家族会議をしました。
その時に母が、
「お客さんを家族だと思ってお店をやっていきたい」
といいました。今までも、そのような気持ちでやってきたと。
だからお客様に、
おいしいものを食べてほしい。
食べて元気になってほしい。
健康で笑顔でいてほしい。

自然と方向性は決まりました。
お店で玄米を出すようになりました。
なるべく農薬や化学肥料を使っていない野菜を使うようになりました。
どこで誰が作ってくれたものなのか、素材に意識がいくようになりました。

だしをとり、スープをつくり、ご飯を炊く、という毎朝の作業は変わらないし、
おじいちゃんのレシピをずっと守って作っているものもあるけれど、
自分たちがよいと思ったものは取り入れていきたいと思います。


お近くにお越しの際は、お立ち寄りください。
「とちの実」のオーガニックなお菓子や平飼い卵なども販売してます。


<お店情報>
「キッチンとちの木」
・営業時間 11:30~14:30、17:30~20:30
・定休日  月曜日、第3火曜日

〒370-3511
 群馬県高崎市金古町861-1
℡ 027-372-1771

  


Posted by とちの実 at 16:25Comments(3)キッチンとちの木のこと

2010年03月18日

出発。

今日からブログというものを始めてみることにしました。
新しいスタートです。
やっぱり、「出発」って、いいものですね。
気持ちがいいです。

アナログ思考の私は、なんとなくデジタルなものへの抵抗感のようなものがあり、
「顔の見える関係」へのこだわりもあって、なかなか始める気にならずにいました。
でも、それはやっぱり「言い訳」であって、せっかくある手段を使わないのはもったいない
と思い直し、始めてみることにしました。

一度きちんと通じ合えた人とは遠く離れてもつながっていくように、
直接顔が見えなくても、なかなか会えなくても、
ネットを通じてどこかで誰かとつながっていけるのかな・・・と今は思っています。

「ブログとかやってみたら?」と声をかけてくださったみなさん、どうもありがとう。
やっと重い腰をあげました(苦笑)。

「手段」と「目的」。
どんなことでもそうだけど、それをまちがわなければ、大丈夫だと思う。
この時代に生きているからこそ手にできた素晴らしいツールを使って、
自分が思う方へ、望む方へ、進んでいけたらいいなと思います。


希望と期待をもって本日よりスタートです。

毎日とはいきませんが、日々の出来事を書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
  


Posted by とちの実 at 23:02Comments(3)徒然なもの